扉を抜けた先に

青空が曇っても 君は側にいて
降り出した雨粒に一緒に濡れてくれた

誰にも見せられない  ヒドい顔した自分を
指差して笑い合える 君に  いつも救われた

ありがとうと言えたから
一人で歩いていけるよ
扉を開けた先に
思い出には頼らない
本当の恋がある

もう少し早く気付いたら 違う未来になってたかな
そんなこと考えて  夜明けが来ない夜

君が誰を選んでも幸せになって欲しいと
そう決めた瞬間から  次の場面(シーン)が始まる

◆ありがとうと言えるまで
何度も苦しさ超えたよ
行き先の違う君を
もう笑って見送れる
笑って手を振れる

小さな事ばかりが大切に見える世界で
変わらないものがある
今ならそれを信じられるよ

ありがとうと言えたから
一人で歩いていけるよ
扉を抜けた先に
思い出には頼らない
本当の恋がある

◆繰り返し

もう一人で踏み出せる
誰かが待つ場所へ

2009/12




●友達の話を聞いてちょっと感動してしまって、その勢いで書いた歌詞です。ずっと一緒だと思っていた、幼馴染との別れと自立。互いのパートナーは別の人を選んだけれど、彼らは今でも素敵な友達です。そんなさわやかな出発の歌になればいいな、と思っています。