本当は誰もが一人じゃ寂しくて
暖め合える誰かを探すよ
特別なことじゃなく 小さなことでいいよ
冷たくなった心を羽のコートで包むよ
「いつでも電話していいよ」
気軽に言うけれど
12時過ぎの一人の部屋にいると
行き場を忘れた手が迷って押せない
本当は誰もが一人じゃ寂しくて
暖め合える誰かを探すよ
真冬の雨に凍えて死んでも
朝(あした)になれば生きていけるけど
早く帰った夜に やることなら沢山あるけど
ぽっかり空いた時間を心が持て余してる
読みかけで開いた本の文字を軽く目で追いながら
突然響く電話のベルの音が
ここから連れ出してくれるのを待ってる
もつれた糸の先に愛を探して
戸惑いながらたどり続けていこう
真冬の雨が心を濡らしても
確かな気持ちは消えたりしないから
本当は誰もが一人じゃ寂しくて
暖め合える誰かを探すよ
真冬の雨が心を濡らしても
確かな気持ちは消えたりしないから
1998+2002.1
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