ねえ そこから何が見えるの?
わかったふりで見えてないでしょ きっと
沢山の宝石の中で ニセモノじゃないものを選ぶ
曇った目をして迷っていたんじゃ 見失う
夢を見ていたいね ずっと
夢見ることは誰でも自由なの
たとえ踏みにじられても
自分の場所は誰にも潰せない
地面を蹴って空まで行こう
だってそこには邪魔はいないから きっと
沢山の別々の人が沢山の違うことを話す
木の葉が地面に降り積もってくように
見えなくなる
ここで目をつぶっていたいね
大事なことはそれでも見えるから
ウソで塗りこめられても
本当のことしか最後は残らない
2000.9
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